バーチャルオフィスを使って登記をする際、違法にならないかそもそもどうやって登記をすればいいのかといった疑問や不安を抱えている人はいませんか。
 今回は登記をする際のポイントや注意点について紹介していきます。実際にバーチャルオフィスを利用する方は必ず必要な知識になるので要チェックです!

登記の費用

 登記の登録には必要な費用があります。
・定款印紙代
・定款認証代
・定款の謄本手数料
・登録免許税
最低でもこれらの費用が必要になります。また、株式会社と合同会社ではかかる費用が異なってきます。一度公証役場に確認してみてください。

銀行口座開設

口座開設の必要書類

 登記の手続きが終わり次に行うことが口座開設ではないでしょうか。口座開設には登記に使用した書類のほかにも印鑑等が必要となってきます。
・商業登記簿謄本
・定款
・代表取締役の印鑑証明書
・会社実印
・代表者実印
・銀行印
・代表者身分証明書
上記のものが最低限必要な書類となります。金融機関によって必要書類が異なるので事前に準備物を確認してください。また、会社案内といった会社運用に関わる資料があればよりスムーズに審査を受けることができます。しかし、審査は必ず通るわけではないので万全の準備をして挑んでください。

口座開設時の注意点

 先ほども書いた通り、事前準備はしっかりしてください。会社のことを聞かれることは多くはありませんが、ある程度説明できるようにしておいて損はありません。ほかにも、資本金の金額にも注意が必要となります。あまりにも少額だと審査に落ちる原因にもなりかねません。きちんと下調べを行って、金額を決定してください。

違法住所

 金融期間の口座はこれまでに多くの犯罪に利用されてきました。口座開設に厳しい審査があるのも犯罪を防止するためでもあります。そのため、自分の会社が潔白であること証明しなくてはなりません。バーチャルオフィスは同じ住所を多くの会社で共有するサービスです。当然口座開設の際はお使いの住所も確認されます。そこで、自分が使用するバーチャルオフィスが安全なものであるか確認する必要があります。必ずバーチャルオフィスの会社について調べたのちに利用するバーチャルオフィスを決めてください。

住所変更費用

 住所を変更する際にもいくらか費用がかかってしまいます。
・登録免許税 
・完了後謄本
主に上記の費用が発生します。また、司法書士等の専門家に依頼する場合、その報酬も必要経費に含まれてきます。

 いかがでしたでしょうか。登記や口座開設を行うと本格的に会社設立が始まったといった気持になりドキドキしますね。多くの書類や費用が必要となってきますが、準備は抜かりなく行ってください。