自宅で勤務をする在宅ワーカーやリモートワーク、フルリモートと呼ばれる、職場に行かずに仕事を行う仕事の形が増えてきています。

働く時はチャットでやり取りをしたり、スカイプなどのツールを利用して他のスタッフとコニュニケーションをとります。
お子様がいる方や介護中の方、日本外に住んでいる方も仕事をすることができます。仕事をしたいけれど、数時間の隙間時間でないと仕事ができない!という方には柔軟な働き方ができるので、近年人気のある働き方となっています。
また、旅をしながら働くこともできます。ハワイやセブ島に1ヶ月滞在しながら現地で日本の仕事をすることもできます。

バーチャルオフィスの種類によりますが、中には法人登記ができたり、電話転送秘書サービスが利用できたり、郵便物転送をしてくれたり、ちょっとした作業スペースを利用することのできる施設があります。

リモートワークのメリット

通勤時間の短縮

リモートワークは自宅や自由な場所で仕事を行うため、自宅とオフィス間の通勤時間がありません。関東や関西圏であれば通勤に1日3時間かかるという方はその3時間を、自分の好きな時間に使うことができるので、時間を有効活用することができます。また、満員電車に揺られながら出社しなくてはならないというストレスもなくなるので。朝1時間でも短縮できれば、心に余裕ができる方も多いのではないでしょうか?

転勤の心配がない

リモートワークは仕事する場所を選ばないため、例えば結婚後パートナーの都合で通勤県外に引っ越さなくてはならなくなったという場合でも、引き続き仕事を継続させることができます。

リモートワークに不向きな人

リモートワークは自宅で作業を行うため、1日3時間働いてくださいといった指示を受けることがあります。きっちり10時から16時までと決められていれば仕事がしやすいかもしれませんが、時間のコントロールが苦手な人には不向きかもしれません。

自宅はくつろいだり、リラックスできる空間と考えておられる方には、自宅で仕事をすることがストレスに感じることがあると思います。会社によっては出社日を設けたり、バーチャルオフィスやシェアオフィスなどを利用できるように設定している会社もあるので、そちらの制度を利用するのも良いでしょう。

リモートワークに対する不安

リモートワークは基本的に在宅で仕事を行うため、ちょっとした相談がしづらいのは事実です。会社によっては相手がオンラインになっているかを確認できるツールを導入しているところがあるので、ちょっとした相談をしたいときに気軽にスカイプなどで話しかけることができます。
逆にそのような体制が整っていないと「孤独感」を感じることは少なくともあるでしょう。完全に一人でビジネスをしている場合でなければ、「ちょっとした相談」ができない環境は結構ストレスになります。

いつでも仕事ができるわけではない

中にはリモートワーク=いつでも仕事ができると思っている方もいらっしゃいます。そのため、勤務時間外にも関わらず電話をかけてくる上司やクライアントもいます。
確かに、リモートワークは1日5時間と設定されていれば朝10時から5時間と日中に仕事をされるが多いでしょう。中には夜中10時から5時間と設定される方もいるかもしれませんが、多数ではありません。とはいえ日中仕事をしている人に対して、勤務時間外であろうと夜9時に連絡をされると非常に迷惑ですよね。
ご自身で勤務時間の終わりを決め、線引きをすることで、仕事時間外にくる連絡については、翌勤務時間に返すようにしましょう。

また、異なるタイムゾーンで働いている場合は、逆に連絡する相手の時間を気にする必要があります。異なるタイムゾーンであるために、上記のようなことをあなたがしてしまうこともあります。

まとめ

いかがでしたか?リモートワークや在宅ワーカーは会社に行って毎日決まった時間に仕事をするよりは融通がききますが、セルフマネジメントが重要になってきます。一人で仕事をするから、同僚との揉め事がないのでは?!と思われがちですが、孤独に打ち勝つための工夫をしている会社やワーカーがいるのも事実です。これからリモートワークをしようと検討されている方の参考になれば嬉しいです。